江雪【漢詩MEETS二胡】

柳宗元作の詩、江雪。政の世界で活躍していた作者が罪を問われて山野に流され、ひと気の無い広大な大自然のなか独り年を重ねる中で詠まれた作品です。しんとした風景、自らの生き方に誇りを持って流刑に甘んじた作者の孤高さ、河に降る雪の音、などを想像しながら二胡を合わせてみました。

第一句、第二句では千の山々や、万の道々を想像させ、「孤舟蓑笠翁(こしゅう、さりゅうのおう)」の第三句で、河の上にぽつんと浮かぶ小舟に画面が切り替わる、場面転換の巧みさにゾクゾクします!

江雪【漢詩MEETS二胡】 漢詩で学ぶ中国語



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