「海と毒薬」読了

「海と毒薬」読了

実際の事件のことも知らなかったけれど、太平洋戦争、米軍、というキーワードから読み始めた一冊。映画もちょっと怖いが観てみたい。戦時中の捕虜の命とは、こうも軽くなってしまうものか。現代の世にも、捕虜や人質に強いられる過酷な環境は存在するわけで、共通するような犯罪が為されているんだろうな。ただ違う場所で生まれただけなのに。同じ人間なのに。

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海と毒薬(以下コトバンクより引用)
①遠藤周作の小説。太平洋戦争末期に行われた戦争捕虜の生体解剖実験を描く。1958年刊行。第12回毎日出版文化賞受賞。
②1986年公開の日本映画。①を原作とする。監督・脚本:熊井啓、美術:木村威夫。出演:奥田瑛二、渡辺謙、成田三樹夫、西田健、神山繁、岸田今日子、根岸季衣ほか。第60回キネマ旬報ベスト・テンの日本映画ベスト・ワン作品。第29回ブルーリボン賞監督賞受賞。第41回毎日映画コンクール日本映画大賞、監督賞、美術賞、男優主演賞(奥田瑛二)受賞。

Source: rada25

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