パプリカ/二胡 cover ver.

金曜日ですね!先ほど仕事から帰宅後、焼肉に家族を誘ったら却下され、おとなしくブログでも書くことにしました。さて、米津玄師さんの「パプリカ」。

2か月ほど前に公開した“二胡で弾いてみた”動画、Facebookの方では公開時にお知らせさせて頂いたのですが、さすが人気曲で反応も良かったので、こちらホームページでも動画を紹介させていただきます。この曲は旋律で使われるスケールが東洋的な個所が多くて、二胡との相性も良いように思います。

何人かの方に移調についてご質問を受けました。この曲を弾きたいんだがどーすればいいんだ、と。

二胡で弾こうとすると原曲から移調した方が弾きやすいですね。原曲は、A-Durイ長調から、曲途中サビでes-Moll変ホ短調に転調しています。(es-Mollの部分は、ここも長調だと捉えるならGes-Dur変ト長調だとも言えますが、どちらと採るかはこの曲では微妙なところかなーと思います。)このまま弾くと二胡的には楽器の響きの良い音域から外れてしまいます。また、このままだと運指の面でもちょっとキビシイですよね。

この動画では、原曲から長二度分下げた、G-Durト長調→cis-Moll嬰ハ短調、つまり52弦と途中からb74弦で弾いてます。実は二胡用に移調するとき、もう一つの選択肢としてこれよりも更に長二度下のキー、F-Durとh-Moll(63弦と15弦)を検討しました。こちらの方が運指はやや易しいと思いますが、原曲から全音二つ分も下がってしまい、響きに華やかさが無くなってしまうように感じます。

ピアノ伴奏は、YouTubeに上がっているいろんな人の“弾いてみた動画”を参考にmidi打ち込みで作りました。動画のようにパプリカを二胡に挿したい方は、滲み溢れてくるジュースに重々ご注意を。

動画を気に入って下さった方は、ぜひ「チャンネル登録」をお願いします!

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